現在日本で行われていることの中には、古くは他の国から伝えられたものもあるでしょう。一方で日本独自に行われて続いているものもあります。日本と海外の葬式の違いとしては、まず宗教的な部分があるでしょう。アメリカはキリスト教式で行われることが多く、インドはヒンズー教式で行われるケースが多いです。
中国はお祭りのように騒いで送り出す式になっています。埋葬方法でも各国で大きく異なります。日本は基本的に火葬です。火葬をした後、お墓を作ってその下に骨などを埋葬します。ではアメリカはどうかですが、こちらでは土葬が一般的です。
一応火葬も行われますが件数は少ないようです。日本では骨が残るような火葬の仕方をしますが、アメリカは骨も灰になるくらい強い火力で焼かれます。その灰を埋葬します。インドではどうするかですが、インドには実はお墓がほとんどありません。
まずアメリカ同様に灰になるくらいまで焼きます。そしてその灰を生命の源とも言われる川に流します。骨はすべて川に流されるのでお墓も必要ないと言えるのでしょう。インドは中国同様に人口が多いので、お墓を作ろうとすると土地なども大変になります。この国にとってはいい方法になるのでしょう。