日本では99.94パーセントというほぼ100パーセントに近い割合で火葬が行われていますが、世界の国々では興味深い様々な葬儀方法が実施されています。ここではどのような葬儀があるのか見ていくことにします。チベットやモンゴルで行われているのが鳥葬で、鳥が遺体を食べて空高く舞い上がることで魂が天国に届けられると信じられています。
またオーストラリアや東アジアなどでは風葬と呼ばれるものが行われており、遺体が風化するまで放置するという方法が実施されています。沖縄でも昔この方法による葬儀が採用されており、特にバリ島のある村では現在でもこの習慣が受け継がれているとのことです。
さらに獣葬と呼ばれるものもあり、アフリカやタンザニアの部族によって行われてきました。遺体を獣に食べさせることで生命を自然に帰すことができると信じられていましたが、現在では獣葬を行うことが減ってきているそうです。
この他にも宇宙葬と呼ばれるものがあり、先進国で実施されています。日本でも利用することが可能で、遺骨を乗せたロケットを打ち上げるという方法になっています。あるサービスは28.5万円で利用することができ、多くの人々から注目されています。