2019年12月29日

音楽葬には様々なメリットがあります

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読経を行わず、音楽を中心に行う葬儀のことを音楽葬といいます。音楽葬の大きな特徴は、至るところに故人選曲の曲や故人が好きだった曲がBGMとして使われる点にあります。音楽葬の最大のメリットは、流れているBGMを聴くことで、故人との思い出を振り返ったり、故人を思い出せることです。

さらに、音楽葬に参列した人の中では、葬儀の中で耳にした曲が故人のイメージとして印象付けられるため、後日その曲を耳にしたときに、自然と故人を思い出すようになります。音楽葬の選曲は遺族が行うのが一般的ですが、もしも故人が生前に葬儀の中で流してほしい曲を指定している場合は、迷わずその曲を流してあげましょう。

様々なメリットがあり、最近では一般的になってきた音楽葬ですが、新しい形式のため、高齢の方は違和感を感じることがあるかもしれません。参列した人全員が納得できるお葬式にするためにも、故人の遺志で行っていること、そして故人選曲の楽曲のみを流していることを事前に説明しておくと安心です。

また、もしも自分のお葬式は音楽葬で行ってほしいという希望を持っている場合は、エンディングノートなどにはっきり記しておくことが大切です。さらに、遺族が選曲に迷わないように、BGMとして流してほしい曲を何曲か記しておくとよいでしょう。