2020年01月03日

故人選曲でも葬儀に相応しいかを考える

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

葬儀のカタチも新しさが加わり、今では、音楽葬も執り行われていますが、歌手であったり、音楽家であった方など、まだまだ一部に限られてはいます。それでも自由なお葬式は個人的にも執り行えるのは確かです。生演奏であったり、BGMに故人選曲のものを使用することも可能です。

もちろん、自由なお葬式の経験がある葬儀社を選ぶことが前提にはなるでしょう。生前にお葬式に関する要望があったり、遺書として記されていたり、故人の気持ちを汲むことも遺族には重要なことではあります。無視もできないでしょうが、親族や会葬者も訪れる場に選曲が相応しいものか、判断しなければなりません。

通常は、斎場や葬儀社が用意しておいた曲が流されます。それも、スピリチュアルな要素を含む清らかな音色、曲調です。故人選曲で、もしも、激しいロックテイストであったり、パンクな音楽であるならば、BGMには相応しくないかもしれません。

その場合には、お別れ会やセレモニー、故人の生い立ちムービーなどで流すほうがマナー・ルールとして相応しいのではないでしょうか。もしも、全なく流したいのであれば、ボリュームを下げる、流す場合には事前に説明をして同意を得る、選曲をアレンジすることなどで配慮しましょう。