亡くなった家族がどのようなお葬式にしたいのか決めていたのなら、できる限りその希望を叶えてあげたいと考えるかもしれません。もしも、その希望の中に会場で流すBGMがあるのなら、仕事を依頼する予定の葬儀会社に相談をしてみましょう。
自身でCDなどの音源を用意してかければよいと考える方もいるでしょうが、その使い方はできない可能性が高いです。なぜならば、歌や音楽には著作権があるため、自分の勝手でかけることはできないからです。著作権の問題をクリアにして利用するための方法はあるので、まずは葬儀会社に故人選曲のBGMが使えないか聞いてみましょう。
もしかすると、某著作権団体ときちんと契約をしていて、そのまま問題なく使える可能性もあります。もしも、契約をしておらず、流すのが難しいといわれたのなら、某著作権団体に直接連絡をしてみましょう。そうすれば、故人選曲のものを流すための手続きをしっかりと教えてくれるはずです。
手続きさえきちんと行えば、著作権に問題なく利用できるので躊躇せずに相談しましょう。大切な家族との最後のお別れの場となるのですから、個人が考え抜いて選んだBGMを、お葬式で問題なく流せる状態を作りましょう。