2016年11月24日

イスラム教の葬儀の特徴を知っておこう

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イスラム教の葬儀の特徴を知っておきたい人が増えています。病院などで亡くなると、自宅か礼拝堂であるモスクに遺体が搬送されます。遺体を丁寧に洗体をした後は、白い布を数枚使用して全身を包んでおきます。イスラム教の葬儀に使用する祭壇は、日本ほど豪華ではなく、質素なのが特徴になっており、故人の遺影を飾ることはありません。日本ではほとんどが火葬ですが、イスラムでは土葬が中心になっており、親族や友人による葬式が終わると、墓地で埋葬されるのが一般的になっています。

日本のように香典を供える習慣などはないため、受け取るのを断る親族も多いです。日本では、お通夜や葬儀が終わった後は、四十九日や一周忌などの法事法要などを行いますが、イスラムでは法事法要などの習慣はありません。イスラムではお墓参りの習慣はあるので、親族や友人などがお墓参りを行っています。現代は都心などでは、外国人が日本で生活をしている人が増えており、イスラムの葬式をしたいと希望している人も多いので、斎場によっては対応をしている所もあります。日本では土葬ができる所は少ないですが、土葬で埋葬ができる土地もあるので、利用している外国人も大勢おられます。

日本とは葬式の方法やマナーなどには多少の違いがありますが、母国に帰れない外国人も多いので、日本の斎場に相談をしたい人も大勢おられます。イスラム式の葬式をしたいと考えている人は、斎場のスタッフに相談をすると、適切なアドバイスをしてもらえます。