2020年09月15日

位牌を制作する際に注意すべきこと

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葬儀の準備などを行っていく中で、どうしても必要な備品などを調達しないといけません。故人を弔うため必要なのが位牌で、戒名や法名を依頼して書いてもらうことになります。古来より故人を表現するものとなるため、必要不可欠といっていいでしょう。

ただし葬儀においては位牌を作っていく際にも流れがあるため、しっかりと事前に把握しておかなければなりません。宗教により若干異なることもありますが、最初に位牌は開眼供養を行い魂を供養していきます。弔う準備を行っていく上でどうしても時間がかかることもあるため、位牌の制作は早めに依頼する事が重要です。

業者に対しては連絡を手早く行いますが、素材などに注意しなければなりません。種類や加工方法で金額は異なりますが、位牌の相場は5万円程度と考えて問題ありません。そんな中で長期間位牌を置いていると劣化することもあり、買い換えないといけないケースも出てきます。

処分する時にはお焚き上げを行って供養することになりますが、菩提寺が近くに点在していない時はお寺に相談するようにしましょう。魂を抜く閉眼供養を行い、新しい位牌へ開眼供養を行います。これで位牌に魂を取り込むことができますが、長期間供養した後で位牌は必要となります。

故人を象徴する、立派なものを準備するようにしましょう。